カリスマニューハーフ
ニューハーフとダンサーの2つの顔を持つカリスマ、奈美恵さんを直撃しました!
インタビュー協力:アバンチュール
ダンスをはじめたきっかけは?どんな活動をされているのですか?
全てのはじまりは ”安室奈美恵”
私が中学生の頃、安室奈美恵さんの「TRY ME」がTVに流れたのがコトの始まりでした。あまりのかっこよさに見とれてしまって…「この振付をマスターしたい!」とビデオを繰り返し見て覚えたのがきっかけです。
それから文化祭の催し物として踊った事があって、その時に先生から「リズム感があってとってもかっこ良かったよ!」と褒められたのがとても嬉しくて!もっと踊りたいとスクールに通って本格的に自分のダンススキルを磨きだしたんです。
今は、4年前から「B-NE(ビーネ)」というユニットを組んで目黒・渋谷・新宿のクラブイベントに出演しています。他にも年に一回「D’LIVE(ドライブ)」という”手話をもっと普及させよう”という事を目的としたイベントがあって、聴覚に障害を持つアーティストが集まってダンスや手話歌を披露しているのですが、私たちも参加させてもらっています。
B-NEの奈美恵さんを知っている人は、ニューハーフと知ってるの?
私の個性であり、こうなる運命だった。
知っている人も、そうじゃない人もいます。だからと言って、自分がニューハーフと知られても気にする事は何もありません。
ニューハーフに対して理解がなくても構わない。
なぜなら…私は私だから。
性同一障害にはよくある話ですが、ニューハーフは障害でも病気でもなくて。それは私の個性であり、こうなる運命だったんです。世の中には同性愛、おなべ、ゲイ、ニューハーフ…色んな人がいるけど、彼らも間違った事は何もしていないの。みんな同じ人間であり、情に流されず、自分らしく生きて行く事が大事だと私は思っているんです。
ダンスだって同じ事!ニューハーフだからと言って、ダンスが似合わないと誰にも決める権利はない。ダンスが好き!そして、踊っている時間がとても居心地がいい!この気持ちひとつで、夢中でやっている事なので自分がニューハーフである事に対して、何も意識した事が無いんです。
ダンスをしていて、一番嬉しい事って何ですか?
一番嬉しいのは、見てくれた人の声!
2歳の時に高熱にかかり、聴覚を失いました。勿論、両耳が聴こえません。補聴器を使って日常生活を送っていますが、これが無いと一瞬にして全ての音がシャットダウンされてしまう。
補聴器をつけても音がハッキリ聞き取れる訳じゃないのだけど、ダンスには音楽が必要でしょう?音楽は耳で聴くものだけど、私は体で感じるものだと思うの。
体に音が響く様に、ボリュームを大きくしてリズムを覚えるという方法で練習しています。
他にも「カウントマン」という指でカウントを教えてくれる人がいて、そんな人達に支えられて踊っています。
耳が聴こえなくても、ダンスが好きで…ダンスで魅せたい!という気持ちで踊っているので、お客様から「カッコ良かった!」とか「ファンになりました!」なんてエールを頂いた時が一番嬉しいの!
奈美恵さんにとってダンスって何?ダンスでの将来の夢を教えて!
一人でも多くの人に感動を与えたい!
ん~…ダンスは、「恋人」かな。好きな音楽を流して、好きな振付を踊って。イヤな事も忘れちゃう位激しく、楽しく踊れば、何も考えなくてすむ…ある意味、ストレス解消にもなってますね。(笑)
40代になっても50代になっても、ずっと踊り続けたい。ずっとお客様に感動を与える私でありたいんです。
あとは、安室奈美恵さんに影響されてダンスを始めたのでいつか一緒に踊ってみたいですね!それから音楽番組でトークもしてみたいし、B-NEで全国ツアーも!
やりたい事いっぱいなんです。(笑)いつか、叶う日が来るといいな。
耳が聴こえなくても、何か自分の出来る事や趣味でも何でもいいから、一人でも多くの人達に勇気と感動を与えたいと思うんです。私はB-NEで、ダンスという形でみんなに勇気を与えていきます。これからも、ずっと…♥
最後に、みなさんにメッセージをお願いします。
自分らしく生きる。それが大事。
世の中には色んな世界があります。
私が今生きているのは、音の無い世界であって、補聴器が無いと多少不便な世界。
でもどんな世界で生きようと、私にはダンスがある。これだけは、誰にもゆずれない!
私から誰かに伝えたい事は、本当に好きな事、やりたい事は何でも挑戦してみて欲しいという事。
もちろん失敗はつきものだけど、それは次に進める通過点だからおそれないで欲しいんだ。
それを超えられたら、あなたはきっと、成長できる。
人間として、「自分らしく生きる!」この言葉を胸に刻み込んで生きて欲しいと思います。
最後に…
「失敗をおそれずに、自分らしく、生きろ!!」
アバンチュール



